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ギャッベに使われる羊毛は植物からの天然染料で染め上げられます。イランでは過去に染め易く、低コストの化学染料が普及した時期もありました。
発色の良い色を好むカシュガイ族の人々も当然のように扱っていました。1950年代に織られたギャッベなどの絨毯は化学繊維で染められた羊毛を使っていたといわれています。化学染料で染め上げられた羊毛が悪いのではなく、ギャッベの良さは化学染料では表現できない草木染ならではの色むら(アブラッシュ)が独特の世界観を堪能できる事です。「草木染」がイランでも見直され、近年のギャッベは草木染の羊毛を使った商品となっています。今回はギャッベの基本カラーをご紹介していきます。
①赤・・・原材料はローナス(茜)の根
②黄・・・主にザクロの実の皮+シャジールという植物
③茶・・・クルミの実の皮
④緑・・・2度の染色作業 シャジールで黄色に染める→インディゴと合わせて緑色に染め上げる
⑤青・・・インディゴ
以上が基本カラーで用いる代表的な植物。
色を合わせて様々な色合いの糸を作ることが可能です。
ギャッベに使われる羊毛は油抜きをしないで染色される為、かなり時間が掛かります。
ペルシャ絨毯に使われる羊毛は色むらが出ないように油抜きしてから染色した糸を利用します。
次回はギャッベに描かれている文様についてご紹介したいと思います。
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